入会のご案内
玉村町の東部スポーツ広場公園は当NPOがアドバイザーとして関わっており、無農薬での管理を実践しています。そのため無農薬での管理方法を地元の方々にご理解いただくために、当NPOの理事が説明のための公開講座を開いたこともあります。
また、資源ごみリサイクルについても、手作業による分別によってリサイクルが行われているなど、行政側が環境意識が高いことでのメリットを感じることができる自治体といえると思います。
講演風景

■当NPO理事 黒木の無農薬緑地管理のレポート

「無農薬緑地管理」は可能だ!
-その実践例 於:玉村町東部スポーツ広場公園-
黒木 昭文

サクラの病害虫予防には剪定・整枝作業がベストである。草分けの青森県弘前市での実績があるし、わたしも、ここ十年ほど、農薬散布をしていない。
しかし、全国的にみれば普及していないのが実情だ。理由は「サクラきる馬鹿」という迷信をベースに、サクラの剪定は難しいと誤解されていることにあるとおもう。
サクラ(主にソメイヨシノ)は園芸種である。当然ながら人間の手入れが欠かせない。「いいとこどり」の結果、環境適応能力/再生能力、いわゆる野生が低下しているからだ。山桜は森で暮らせるが、サクラは人間の傍らでしか生きられない。アメリカシロヒトリはこんなサクラの事情をよく知っている。
彼らに学び、農薬に飛びつかず、人事を尽くしてみよう。要件をみたせばサクラの剪定は難しくない。

①剪定時期/完全落葉直後から芽が動き出す直前まで/期間は地域によってちがうから注意。
養生期間を充分にとるということ。腹切った翌日から動き出す人はいない。太い枝は早めに、細かい枝はぼちぼちでいい。いっぺんに一本全部を仕上げようとしないで、巡回して作業することが肝要。

②仕方・仕口/「切り返し」の技法・徒長枝ばかりではなく強い枝もきる。枝分かれしている部分で、必ず一本二本枝を残して、断面をなめらかにできるだけ残さずきる。そうしないと箒状に枝が発生して樹形が乱れたり、ときに腐朽してテングス病を招く。極端に強い枝が、周囲の枝の展開を阻害している場合がある。全体の将来性を考慮して残す枝を選択したい。いいかえれば、数年後の樹形をイメージしながら作業すること。現在とは完了ではなく、つねに過程である。

③切断面の保護/できれば自家製がよい。
 やむをえずの時期はずれ剪定作業もある。腐朽菌の侵入を阻止する融合剤・殺菌剤を切り口に塗布しなければならないが、市販のものより、発生した剪定枝を蒸し焼きにして「黒灰」をつくり、適当な樹脂、たとえば木工ボンドに混ぜて塗れば、まことに環境循環システムにかなうし効果も期待できる。なにせ自前であるから。「持ち出さず、持ち込まない」を信条としてやってみることが「農薬を使用しない緑地管理」の第一歩である。

留学生対象の講演会

公園の植栽マップ↓
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